俳句大会
綱敷き天満宮 俳句会
 
Nihon Bunka Kenkyukai

 

綱敷き天満宮 とは

 

  

  私たちの住んでいるところでは結構有名なところです。

  名前の由来は意外なところにありました。

  それでは、どうぞ!

 

 

 

+++〜がんちゃんの知恵袋〜+++

 

 

 

 太宰府に行く途中、難破した菅原道真公を漁民達が綱を丸めて円座としたことから

『綱敷天満宮』という名前がつきました。

 

道真公といえば、学問の神様として有名ですよね。

 

 

その際、道真公の濡れた衣を干した岩が、『衣干岩(きぬぼしいわ)』と

言われるようになりました。

 

 

道真公は太宰府に流されるとき、自宅にあった梅の花を見て

 

東風(こち)吹かばにほひおこせよ梅の花主(あるじ)なしとて春を忘るな

 

と詠(よ)みました。

 

 

この歌の意味は

 

春になって東風が吹いたならば、風に託(たく)して花の香りを西の太宰府まで

送っておくれ、梅の花よ。主人がいなくなったからといって花咲く春を忘れないでほしい。」

 

という意味です。

 

この歌から、道真公といえば「梅の花」と、代名詞のように言われるようになりました。

 

綱敷き天満宮にたくさんの梅の花が植えられたのも、

道真公に由来するのです。

 

また、道真公の一行が、嵐がやむことを願い、今後の無事を祈り、

志したことからこのあたりの海岸を『志島が原』と言うようになったそうです。

 

 

 

 綱敷き天満宮俳句会

 

 

春風や   来りし時かと  切に問う
 
○冬終わり  かすかに香る  桜華かな    淳貴
 
 
 
 
○そよ風が   吹いて舞い散る  梅の花
 
○しなやかに  松の木ゆらす   春の風    彰宏
 
 
 
 
○桜咲く   春の一日   始まりだ
 
○春一番   松の集団   耐えしのぶ     昌也
 
 
 
 
○美しく   凜と輝く     桃の花
 
○早く咲け  まだ見ぬ桜に   心浮く      浩貴
 
 
 
 
 
○木蓮の   白さに浮かぶ   雪景色
 
○園児行く   志島ヶ原に   春一番      大亮
 
 
 
 
 
 
○しらさぎも   まったりとする   春の風
 
○早春の     かもめゆったり    竿竹屋
 
○衣干す     岩に梅の香     訪れる
 
○無事の旅    志す島       春の風    優
綱敷き天満宮 とは??
(平成19年3月10日実施)
index009004.jpg index009003.jpg
TOP | NBKって何? |   活動日誌  | NBKブログ  |  俳句  | Bird Note   | 寄り道
TOP | NBKって何? |   活動日誌  | NBKブログ  |  俳句  | Bird Note   | 寄り道