綱敷き天満宮 とは
私たちの住んでいるところでは結構有名なところです。
名前の由来は意外なところにありました。
それでは、どうぞ!
+++〜がんちゃんの知恵袋〜+++
太宰府に行く途中、難破した菅原道真公を漁民達が綱を丸めて円座としたことから
『綱敷天満宮』という名前がつきました。
道真公といえば、学問の神様として有名ですよね。
その際、道真公の濡れた衣を干した岩が、『衣干岩(きぬぼしいわ)』と
言われるようになりました。
道真公は太宰府に流されるとき、自宅にあった梅の花を見て
「東風(こち)吹かばにほひおこせよ梅の花主(あるじ)なしとて春を忘るな」
と詠(よ)みました。
この歌の意味は
「春になって東風が吹いたならば、風に託(たく)して花の香りを西の太宰府まで
送っておくれ、梅の花よ。主人がいなくなったからといって花咲く春を忘れないでほしい。」
という意味です。
この歌から、道真公といえば「梅の花」と、代名詞のように言われるようになりました。
綱敷き天満宮にたくさんの梅の花が植えられたのも、
道真公に由来するのです。
また、道真公の一行が、嵐がやむことを願い、今後の無事を祈り、
志したことからこのあたりの海岸を『志島が原』と言うようになったそうです。
綱敷き天満宮俳句会